おいしい砂肝カレーのつくりかた
唐突なようだが、砂肝カレーのつくりかたを書く。
といっても、カレーに砂肝を入れたというだけであるが。ポイントは、「豚や牛などの肉の代替物として砂肝をつかう」のではなく、「豚や牛や鶏ももなどの従来の肉にプラスして砂肝を入れる」ところだ。ようするに出来上がりとしては非常に肉肉しいカレーになる。肉が砂肝だけだと、かなり癖があるものになって、あんまり美味しくないかもしれない(試していないのでわからないが)。
方針は「簡単」「楽」「最小限のコスト投入で最大限のリターン」これで行く。
レシピ
- フレークタイプのカレールー(エバラの横濱舶来亭がベスト)
- カレー用豚肉or牛肉(鶏肉でもよい):200g強
- 砂肝:200g強
- 玉ねぎ:大2個
- にんじん:中1本
- 無糖コーヒーまたはインスタントコーヒー
- お好みで塩コショウ、スパイス、ハーブ類
- サラダ油
フレークタイプのルーを使うのは、溶けやすいから。時短。というか味も固形のものより、良い。現時点で、近所のスーパーで買えるリーズナブルなカレー粉としてはエバラのこれがベストであろう。 スパイスから作る系の凝ったようなのは、やりたければどうぞ。今回の方針は別である。
じゃがいもは入れない。玉ねぎを大量に入れる。これ基本。玉ねぎは薄切りにしてフライパンで炒める。薄切りにしてあれば、きつね色になるまで炒める必要はない。炒めたら鍋に入れる。
にんじんと肉を炒める。肉にはしっかり火が通るように。とくに砂肝。
肉に下味をしておいたほうがよいかどうかは、好みによる。ぼくは塩コショウと、そのへんにあったスパイス(タイム、セロリ等)を適当にふった。なければないでよい。
砂肝の下処理は、まあ、やったほうがおいしいのだろうけど、充分焼き上げれば、必要ないのではないかなあ、と個人的には思う。気になる場合は、「銀皮」を取って……取った銀皮も一緒に焼いて、入れてしまえ(ということはやっぱり取る必要はない)。どうしても気になるなら、砂肝は焼鳥の要領で別途こんがり焼いてしまってもよいであろう。
肉とにんじんをいためたら、先に玉ねぎを入れておいた鍋に入れる。水を750ml入れるのであるが、無糖コーヒー(アイスコーヒー)を隠し味に使うなら、600mlの水+150mlコーヒーとか、まあ、これも適当にお好みで。インスタントコーヒーの方がいいとは、思う。ぼくが無糖コーヒーを大量に飲むので(これとは別にドリップコーヒーも飲む)大量に買いだめしてあるから使ったというだけだ。
30分、じっくり中火〜弱火で煮る。
火を止めて、フレークタイプのカレー粉をどーんと入れる。 数回かき混ぜるだけであっというまに溶ける。こんなに楽でいいのかしら。
10分、弱火で煮る。
KANSEI!