うたの日サルベージ：痛恨の一撃だった 一日の頑張りは保存されてなかった（みやこどり）
※「うたの日」に書いた選評をサルベージしてみます。ブラウザにベタ書きしていたので。初出になかった改行を加えたり、誤字を訂正したりはしています。
痛恨の一撃だった 一日の頑張りは保存されてなかった
／みやこどり
最近のソフトウェアは、バックグラウンドで自動的に保存してくれるものが多いけれど、数年前までは、うっかり保存し忘れると何かのアクシデントで一日の苦労が水の泡に、なんてことがありました（昔のドラクエは復活の呪文なんてものがあり……）。日常生活でも頑張りがまったくむくわれなかった、というようなこともあって、そんなとき、復活の呪文が間違っていたときのような無力感＝痛恨の一撃を思い出す、という心の状態も、ここには詠まれているかもしれないなあと思いました。
